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あけましておめでとうございます
2016年は、公私ともに、たくさんの出会いに恵まれ、さまざまことにチャレンジできた実り多い一年でした。
お世話になった皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
2017年は、さらに自分らしく、強くしなやかで在りたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
写真は、今日の伊豆高原の朝焼けです。
働き方改革~社内推進の勘所~
今日は、地元の岡山で、労働局と県が主催する『働きやすい職場づくり推進セミナー』で、講演をさせていただきました。
タイトルにあるように、社内で働き方改革を進めていくポイントなどを中心にお話しさせていただいたのですが、定員の200名を上回る方々にお集まりいただき、皆さんの関心の高さに私が驚きました。
さて、久しぶりのブログの更新となってしまいました。
バタバタしていたのもありますが、基本的に苦手なんですよね…発信するのが。
もっと気軽に発信できるようになりたいものです。
ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか
来月で開業してから丸3年を迎えます。
3年前のちょうど今頃出会った本が、タイトルにある『ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか』Ken Blanchard(著)でした。
個人や組織がビジョンを持つことの大切さは多く語られていますが、実際に自らのビジョンを描くことは難しく、それを実践していくのは尚更だったりします。
この本は、説得力あるビジョンづくりのポイントを挙げながら、実践までのプロセスをストーリー形式で解説しています。
内容もビジネス一辺倒ではなく、組織としてのビジョンはもちろんのこと、主人公であるシングルマザーの人生におけるビジョンや家族のビジョン、娘の学校のビジョンなど、ビジョンの何たるかを様々な角度から理解できるように構成されています。
特に物語の中盤で紹介されるテリー・フォックスのカナダ横断マラソンのエピソードは感動的でした。
ページを開くと、いたるところにマーカーが引かれていて、開業を前に不安で苦しんでいた頃を懐かしく思い出します…笑
特に、文中で紹介されていたゲーテの言葉は、マーカーがかすれるくらい何重にも線が引いてありました…
‐自分にはできる、あるいはできるようになりたいと思ったら、ともかくはじめること。大胆さが才能を生み、力を生み、魔法を生む。‐
本当にそれから数カ月のうちに魔法のようなことが次々と起こり、今に至っているのですが、当時の私はそんなこと知る由もなく、ただただ必死で…この本にはずいぶんと勇気づけられました。
さて、冒頭の写真は、次男がオフィスの窓から撮ったというスカイツリーと虹です。虹を見ると、いいことが起こりそうで、なんだかワクワクしますよねー
STANDING IN THE FIRE
2年ほど前に読んだ本を久しぶりに読み返してみて、当時には気づけなかった内容の濃さに驚きました。
原著のタイトルが『STANDING IN THE FIRE: Leading High-Heat Meetings with Clarity, Calm, and Courage』で、日本では『プロフェッショナル・ファシリテーター-どんな修羅場も切り抜ける6つの流儀‐』Larry Dressler(著)というタイトルで出版されています。
この2年間で、本に書いてあることの本質やそれを実践することの尊さや難しさをより実感することができたような気がします。
監訳者である森時彦氏のあとがきは次の文章で始まっています。
‐「ファシリテーションを長年実践してきて最もよかったことは何か?」と問われれば、「自分自身から解放されてきたこと」と答えたい。他愛のない自分のこだわりやプライドを捨てて、素朴に「それはどういう意味ですか?」と訊けるようになったこと。胃が痛くなるような状況でも少しは楽しめるようになったこと。不運が続く時はもちろん落ち込むが、その落ち込んでいる自分を眺めて、どことなく楽しんでいる自分がいること。「真剣に取り組むが、深刻にはならない」という心の使い方を学んだことが大きいような気がする。‐
私は、まだまだこの境地に達することはできていませんが、日々の仕事を通じて自分自身が得ている最大の恩恵は、常に自分の”在り方”に真摯に向き合う機会を与えてもらっていることのような気がします。
炎の中に立ってこそ見えてくるのは、自分自身の在り方だなぁーと感じる今日この頃です。
冒頭の写真は、近所で見つけた向日葵です…明日から8月ですね。
言いにくいことを言える職場
今月発売の『Harvard Business Review 7月号 組織の本音』は、私にとって興味深い記事が満載でした。
タイトルの『言いにくいことを言える職場』という、ジェームズ R. ディタート コーネル大学 教授とイーサン R. バリス テキサス大学オースティン校 准教授の書かれた記事、こちらの副題は「リーダーが必要な情報を得るために」ということで、リーダーやマネジャーが部下の率直な声を聞くことを望んで、さまざまな策を講じたとしてもその効果が上がりにくい二つの要因が解説されていました。
その二つの要因とは、部下たちが抱く”怖れ”と”諦め”です。
それぞれに具体的な事例が挙げられていたのですが、特におもしろかったのは、”怖れ”のパートの「意識するかしないかにかかわらず、上司はたぶん微妙なシグナルを通じて自分の権力を見せつけている」ということに関連した、テキサス州のある大きな病院の著名な救急医のエピソードです。
この医師は長年、優れた実績を残し、同僚の間でも質の高い医療を提供すると認められていました。
ところが、患者の満足度調査ではいつもスコアが低い…。診断も正確で、治療の効果があるにもかかわらず、評判は振るわず、そのために患者が診断に必要な情報をこの医師に伝えることができていないと看護師に指摘されるほどです。
そこで、この医師は一つだけ行動を変えてみたそうです。
それは、回診の時、ベッドの側に立って患者を見下ろすのではなく、イスに座り、面と向かって言葉を交わすという簡単なことでした。
相変わらず、短い会話で接し方もぶっきらぼうだったとしても、イスに腰かけて話をしたただけで、この医師の翌月の患者満足度スコアは急上昇したそうです。
記事の終盤には、声を上げやすい文化の創造に関するベストプラクティスも紹介されていますので、ご興味のある方、ぜひ読んでみてください。
たいていの人は、社会的・物質的な幸福を気にしすぎるため、障害を取り除いてやらない限り、権力者に日常的に真実を語ろうとしない…意見を述べても安全だし無駄にはならないと、組織のあらゆる場所で安心させる働き掛けを行うことが大切…と記事は締めくくられていました。
さて、冒頭の写真は、先日、岡山に帰省した際に食べた大好物のしゃこ酢です。
離れてみて気づいたのですが、しゃこは瀬戸内の名産らしく、そういえば、子供の頃、牛窓(日本のエーゲ海と呼ばれています 笑)の民宿で、茹でたてのしゃこをいっぱいの食べたなーと懐かく思い出しました。