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質問思考の技術

1442060892683きょうは「質問力を上げる」というテーマのコーチングのセミナーに参加しました。
私はコーチングを学び始めてかれこれ10年近くになります。
質問といえば、かなり初期の頃に読んで今でも時々読み返す(例の一軍です…)『質問思考の技術』Marilee G.Adams(著)という本があります。

私たちは毎日、無意識のうちに自分自身に対して様々な質問を投げかけていて、その質問とそれに対する答えの過程として思考や行動が生まれてきます。

例えば、クローゼットを開けながら(無意識のうちに)「何を着ようかな」と質問し服を決め、「今日の天気はどうだろう」と質問をし傘を手に取る…といった具合です。
仕事で失敗をしてしまった時、自分に対して「私は上司や同僚にダメなヤツだと思われただろうか」と質問するのと「この失敗を無駄にしないためにはどうしたらいいだろうか」と質問するのとでは、その後の思考や行動は随分違ったものになってきます。
この本には、自分自身に向けた質問を意識的に変え、思考や行動その結果をよりよく変化させていくための思考ツールがストーリー仕立てで紹介されいて、巻末にはそれを鍛える演習もあります。

…「自分になにが起こるかは必ずしも選択できないが、起きていることに対して自分が何をするかは選択できる」…
文中で私が一番印象に残っている言葉です。

今日のセミナーでも、コーチが質問をすることの究極の目的は「相手の中に選択肢を増やすこと」という基本に改めて立ち返ることができましたが、まずは自分にしている質問に気付くことで、自分自身の選択肢を増やしたいなと、これまた改めて思います…そのようなことにご興味のある方、ぜひ読んでみてください。

さてさて、質問とは全く関係のない冒頭の写真ですが、息子が卒業旅行で行った屋久島から苔ファン垂涎のショットを送ってきてくれました。
なにやら屋久島には”苔むす森”なるものが存在するそうで…それを聞いて一気に行ってみたくなりました!

貴船の川床

1435619084111東京と岡山を往復する寄り道で、久しぶりに京都に行きました。

一番楽しみだったのは、貴船の川床でのランチです。
関西在住の次男も誘って、京都の奥座敷と呼ばれる貴船に比叡電鉄で向かいました。
貴船川の水面より数十センチに作られた川床で、川のせせらぎを聞きながら、鮎の塩焼きやそうめんなどをいただきました。

1435619062067この日は梅雨の晴れ間でお天気も良くて、新緑の中、まさに”涼風渡る”川床を満喫できました。

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帰りに貴船神社にもお参りしたのですが、ここが予想以上に良かったです!
鴨川の水源地にあり、古くから水の神様として信仰を集めているそうですが、境内の苔むした感じがもぉ堪りません…

1435618997198写真ではとても伝えきれないので、私と同じく苔ファンの方は、ぜひ足を運んでみてください。

正直という戦略

unnamed私は、自分が持っている本を一軍、二軍、三軍に分けています。一軍は自分にとってすごく為になった本で、ずっと大切に持っていて折に触れて読み返す本、三軍はできれば古本屋に売りたい本で、その中間が二軍です。

昨日、読書好きな仕事の知り合いとその話をしたら、自分はその上に「殿堂入り」があると言われ、確かに自分にとっても”殿堂入り”に値する本ってあるなぁーと思いました。
そして、その話の中で、お互いが”殿堂入り”と共通に思っている”一冊”が偶然見つかりました。

その本は、伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー (著)です。
私がこの本の中で一番いいと思ったのが、このブログのタイトルにもある”正直という戦略”について書かれてある部分です。

「…自分の想いを語れば、孤立する。自分の考えで行動すれば、打たれる。そのどこが自由なのか、と言う人がいるかもしれない。でもそれは、他ならぬ自分のない面を偽りなく表し、自分として人に関わって、得た結果である。自分を偽ることなく外界と関わっていけるということは、極めて自由なことだと私は思う。…(中略)…自分の想いを殺して表面的な結果を得ても、それは相手をうそで操作しているだけで、内的な満足にはなり得ない。自分の偽らざる想いを発現させることが、結局は相手に対しても誠実であり、それが相手の心に響き、相手の潜在能力を揺り起こしたときにのみ、本当の満足が得られる。そこに人と人が通じ合う喜びがある。…(中略)…自分に正直であり、かつ、人とつながっていくという私の戦略を見失うまいと決意した。私は、その時々の自分の想いをもう1歩前へ進めて、持てる創造力を尽くして、相手に伝えていこうと思う。正直という戦略。文章を書く上でも、正直は、最も有効な戦略だと、私は思う。…」

フリーランスになった著者が、信頼関係や仕事が欲しいために自分の根本思想を見失いかけていた…と自戒を込めて書かれたこの文章…私は読んでいて、まさに心が揺さぶられました。

しかし、ただ正直でありさえすればいいのか、ということではなく、そのためにも表現力を磨きましょう!文章術を鍛錬しましょう!ということで、この本には、よい文章を書くために7つの視点に立った有益なアドバイスが書かれてあります。

さて、冒頭の写真ですが、先日、初めて乗ったスーパービュー踊り子号の車窓風景です。梅雨直前の青い空と海が素晴らしかったです。

 

対立の技能

DSC_0422今日行ったとあるセミナーで「欧米の企業の 85%もの重役が 対立することへ恐れを感じている」という調査結果があると聞きました。欧米の企業でこの割合ということは、日本ではどのくらいの人が対立を恐れていることか…確かに私もファシリテーションやチームビルディングを行う場面で度々目の当たりにしますし、自分自身も避けられるものなら避けたいと無意識のうちに思っています。
しかし、意見の対立や衝突は新たな理解や信頼を築くチャンスでもあり、よりよい組織づくりのためには、それぞれが”対立の技能”を身に着ける必要がある…ということでした。

それに関連して、今ちょうど読んでいた『チームが機能するとはどういうことか―「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチAmy C. Edmondson (著) にも「意見の相違の問題は、それが起きることではなく、意見が対立したときに”印象”をおのずと抱いてしまうことだ」と書かれてあり、障害となり得る二つの”印象”(認知的誤謬)が紹介してありました。
まず一つ目は、”素朴実在論”と呼ばれるもので、人は自分の意見を実際そうである以上に常識的だと思い込んでおり、その結果、他の人も当然自分と同じ意見を持っていると誤解する傾向にあり、そうでないと気づいた時(意見の対立が起こった時)、他者に対して、理性に欠けているからとか、道理をわきまえていないからとか、へそ曲がりだからだといった判断で片付けようとする。
二つ目は、”根本的な帰属の誤り”と呼ばれるもので、何か問題が起こった時の原因について、他者に対しては、その人個人の性質や能力にあると捉え、自分自身に対してはその逆で、原因は外的要因だとする傾向にあるというものです。例えば、大切な会議に遅れた時、自分に関しては「道が混んでたから仕方がなかった…」と考えるが、部下が遅れてきた時は「あいつはやる気がなくて時間にルーズ…」と判断するといった具合です。
いずれも意見の対立や不一致に対して建設的に取り組むことを難しくさせるものであり、意識的に断ち切らないと、誰もが陥りがちな”印象”だと書かれてありました。
確かにそういう傾向ありますよね…反射的な不快感を克服して”対立の技能”を身に着けたいと思います。

さて、冒頭の写真ですが、先日ランチを兼ねた打ち合わせで行った『東京 芝 とうふ屋 うかい』の庭に咲いていたアジサイです。安倍首相も利用されるという東京タワーの麓にあるお店で、都心とは思えない静けさでした。

22年ぶりに…

DSC_0406きょうは中学時代の剣道部の後輩と22年ぶりに再会しました。
中学校を卒業してから、一度、地元の岡山で会って数時間話して以来の再会でした。
彼女が選んでくれた銀座一丁目駅近くのTaverna GUSTAVINOというイタリアンのお店でランチをしました。

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こちらは、8食限定のグリーンピースのピューレを添えた自家製のラザーニャです。
彼女の友達の友達がオーナーというこのお店、とても美味しくてランチタイムも満席状態でした。

年賀状のやり取り程度で22年の間に話しをすることもなかったのですが、会った瞬間に中学時代に戻って話せるということに我ながら驚きました…もぉ岡山弁全開です。(笑)
そして彼女の明るくて直向きなところもそのままで、話していると22年間ずっと一緒に頑張ってきたような気持ちになりました。「お互い頑張ったねー」とこの22年間を心底称え合えるような…もぉ嬉しいを超えて感動しました。
数年前に行った20年ぶりの高校の同窓会でもこんな気持ちにはならなかったので、彼女の人柄なのか、お互いの状況なのか、再会のタイミングなのか…たぶん全部だと思いますが、胸がいっぱいになった一日でした。

 

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